歩行時の加速度データを解析、リハビリテーションに応用
御研究内容
北里研究所病院
診療技術部
リハビリテーション技術・メディカルトレーナー科
部長/理学療法士
重田 暁 先生
北里大学研究所病院 診療技術部 重田先生は「リハビリテーション技術・メディカルトレーナー」に関する御研究をされています。
主な研究テーマ
- BIODEX社製stability systemを用いたバランス評価についての試み
- 知覚支援装置付きコルセット(PSC)の有用性に関する基礎的検討・ACL再建術後患者に対するPerception Support Corsetの経時的効果について
- 知覚支援装置付きコルセットの効果について
- 身体知覚支援および運動制御のための器具の開発
- 膝関節関節鏡術後症例の歩容に対するPerception Support Corset (PSC)の即時的効果について
導入のポイント
- データの解析を行うのに大きな手間がかかっていたが改善できる。
- 加速度データを速度・変位データに変換し、XYZの移動距離として可視化できる。
- 歩行データの切り出しやフィルター処理、RMS値の算出、自己相関等様々な解析処理が1つのソフトでできると良い。
- 他のスタッフでもすぐに使用でき、上記の処理が簡易にできる。
主な解析内容
- 波形の切り出し(何歩目〜何歩目)
- 加速度→変位に変換
- フィルター処理
- RMS値算出 MovingRMS値算出
- 自己相関
DADiSPを使って解析
W1にWAA-010(ワイヤレス テクノロジー株式会社様社製)で計測したデータを読みこみます。
DADiSPを使用して任意の波形を切り取り、
様々な解析を瞬時に行います。
DADiSPは汎用的な解析ソフトですので、未確定の解析処理も最適な解析を選択し、
表示させながら、解析処理手順を作成してます。
WAA-001(Bluetooth 3軸加速度センサ)
ワイヤレステクノロジー社
http://www.wireless-t.jp/
3軸データの切り出し、速度・変位計算、3次元・2次元グラフ化
平均値の除去、積分、フィルタ処理、スペクトラム解析、移動RMS、自己相関