ver2016 新機能紹介

PyroSim2016リリースノート

PyroSim 2016.2.0922
Posted: September 22nd, 2016

このリリースは、FDS の更新されたバージョン、バグ修正、およびPyroSim の作業の流れを向上するように設計されたいくつかの小さな改善点が含まれています。PyroSim のこのバージョンは、FDS バージョン6.5.1 およびSmokeview バージョン6.3.9 のために設計されています。これは、Java VM のバージョン1.8.0_101 を使用しています。

PyroSim 2016.1.0425 からの変更点は次の通りです:
  • FDS をバージョン6.4.0 からバージョン6.5.1 へ更新しました(FDS release notes を参照してください)。
  • Smokeview をバージョン6.3.6 からバージョン6.3.9 へ更新しました(Smokeview release notes を参照してください)。
  • Java VM をバージョン1.8.0_060 からバージョン1.8.0_101 へ更新しました(Java release notes を参照してください)。
  • 時刻歴のプロットは現在、シミュレーションの実行中に更新することができます。
  • メッシュの編集ダイアログにおいて、1 回の入力でセルサイズを指定するためにセルの寸法をクリックすることができるようになりました。
  • 可視化の設定(例えば、断面を表示)は現在、PSM ファイルに保存され、モデルが開かれたときに復元されます。
  • 並列シミュレーションを実行するときに現れることのあるMPI エラーメッセージが改善されました。
  • PyroSim はもはや、隠された障害物またはメッシュをSmokeview によって使用されるGE1 ファイルに記述しません。
  • メッシュ境界は現在、必要に応じて初期設定を使用してGE1 ファイルから省略することができます。
  • Smokeview の単位は現在、PyroSim モデルで使用される同じ単位系に初期化されます。
  • メッシュに基づく集計領域は現在、単一の点ではなく体積として定義されます。
  • 時刻歴のプロットとしてCHID_cpu.csv を開こうとしたときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • PyroSim が障害物から重複した点を削除しようとしたときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 追加レコードエディタにおいて、一部の英語以外の文字列が文字化け表示される可能性があるバグを修正しました。
  • 多くのオブジェクトの選択を右クリックしたときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • デバイスのための種の変量を選択するときにユーザーの選択を取り消すバグを修正しました。
  • 動画表示する等値面ダイアログから無効な変量SOLID CONDUCTIVITY とSOLID SPECIFIC HEAT を削除しました。
  • FDS シミュレーションを停止した後、PyroSim が応答しなくなるバグを修正しました。
  • HVAC オブジェクトのグループを無効にすることを不可能にしたバグを修正しました。
  • 破損した画像をインポートするときにクラッシュする可能性があったバグを修正しました。
  • smokeview が画像をレンダリングするのを妨げたバグを修正しました。
  • 制御に正確に応答しないHVAC コンポーネントにつながる可能性があるバグを修正しました。
  • ファイル選択ダイアログを起動するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • ライブラリから追加ダイアログを介してオブジェクトを削除した後に発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 集計のためのレコードプレビューを使用不可能なサイズに折りたたむ可能性があるバグを修正しました。
  • 書き込み保護されているファイルを扱っているときにユーザーが新しいモデルを開くことを妨げるバグを修正しました。
  • 使用されていないサイズおよび表面からフィールドをいろいろなツール特性から削除しました。
  • ゾーンレコードがレコードプレビューに漏洩を表示しない原因となったバグを修正しました。
  • 表面がRAMP_V とMASS_FLUX_TOTAL の無効な組み合わせを使用することができたバグを修正しました。
  • ON-OFF 制御を含んでいるFDS ファイルを記述またはプレビューするときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 回転されたオブジェクトへの操作が時々間違った面に適用される原因となったバグを修正しました。
  • アンドゥ時に有効な反応の状態が復元されない原因となったバグを修正しました。
  • モデルに反応のグループを貼り付けるときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。

PyroSim 2016.1.0425
Posted: April 25th, 2016

このリリースは、入力ファイルを書くときにPyroSim をクラッシュさせる可能性のあるバグの修正、および描画ツールを使用するときにモデル形状が破損する可能性のあるバグの修正を含んでいます。PyroSim のこのバージョンは、FDS バージョン6.4.0 およびSmokeview バージョン6.3.6 のために設計されています。これは、Java VM のバージョン1.8.0_60 を使用しています。

PyroSim 2016.1.0419 からの変更点は次の通りです:
  • 体積がメッシュに依存している集計領域を含むモデルのFDS 入力ファイルを書くとき、生じる可能性のあるクラッシュを修正しました。
  • ペイントツールを使用するとき、ジオメトリを破損する可能性のあるバグを修正しました。

PyroSim 2016.1.0419
Posted: April 19th, 2016

このリリースは、非英語圏用に更新された翻訳、計算条件ダイアログをクラッシュさせる可能性があるバグの修正を含んでいます。PyroSim のこのバージョンは、FDS バージョン6.4.0 およびSmokeview バージョン6.3.6 のために設計されています。これは、Java VM のバージョン1.8.0_60 を使用しています。

PyroSim 2016.1.0412 からの変更点は次の通りです:
  • 計算条件を編集するときにPyroSim をクラッシュさせる可能性があるバグを修正しました。
  • 非英語圏用の翻訳を更新しました。

PyroSim 2016.1.0412
Posted: April 12th, 2016

このリリースでは、FBX およびOBJ ファイルのインポート対応を追加し、すべてのユーザーに無制限のクラスタサイズを利用可能にし、デバイスへの対応を改善しています。
PyroSim のこのバージョンは、FDS バージョン6.4.0 およびSmokeview バージョン6.3.6 のために設計されています。これは、Java VM のバージョン1.8.0_60 を使用しています。

PyroSim 2015.4.1214 からの変更点は次の通りです:
  • FDS をバージョン6.4.0 へ更新しました。
  • Smokeview をバージョン6.3.6 へ更新しました。
  • FBX ファイルのインポート対応を追加しました。
  • OBJ ファイルのインポート対応を追加しました。
  • インポートされたオブジェクトの照明とアウトライン表示を改善しました。
  • クラスタで実行オプションを使用するとき、PyroSim はもはや1 台を超える追加のマシン上で実行するために無制限ク ラスタのアドオンを必要としません。
  • スプリンクラーは、制御にそれらを指定することによって、他のオブジェクトを有効化するために使用することができるよう になりました。
  • スプリンクラー、ノズル、スプリンクラーリンク、感知器は、ランプ入力として使用することができるようになりました。
  • 時間デバイスは、時間デバイスの新規作成メニューオプションを使用して直接作成することができるようになりました。
  • 気相デバイスや熱感知器のような変量を出力するすべてのデバイスは、そのデバイスの出力を凍結することを指定した 入力制御を持つことができるようになりました。
  • デバイスは現在、DEVC レコードとPROP レコードにカスタムレコードを追加することを可能にする[詳細設定]タブを持 っています。
  • PyroSimによって生成されたVENT、OBST、HOLE レコードは、カスタムレコード入力との統合を改善するためにID を持つようになりました。
  • HOLE のパラメタMULT_ID についての構文解析の対応を追加しました。
  • MPI を使用するシミュレーションは現在、デフォルトで一つのOpenMP スレッドを使用します。
  • これは、OpenMP 環境 ダイアログで編集することができます。
  • MPI を使用しないシミュレーションは現在、デフォルトで2 つだけのOpenMP スレッドを使用します。
  • これは、OpenMP 環境ダイアログで編集することができます。
  • PyroSim は現在、シミュレーションメッシュにスナップするときに、線や点に崩壊される開口部を検出しようと試み、警告 を発します。
  • メッシュセル数は、ツリーに表示されるようになりました。
  • PLOT3D データ出力の仕様はPLOT3D データダイアログに集中化され、一般的な量のセットを指定するためにボタ ンが追加されました。
  • グループ、 INIT 領域、およびインポートダイアログの使いやすさを改善しました。
  • 回転された壁が小さなブロックの列ではなく、単一の境界ボックスとしてブロックに変換されていた不具合を修正しまし た。
  • 削除された表面がHVAC 表面と置き換えられる可能性があったバグを修正しました。
  • 以前に無効にされた開口部がPyroSim の新しいバージョンでロードした後に有効になっていたバグを修正しました。
  • PyroSim の以前のバージョンで作成されたPSM ファイルから、カスタムレコードが時々失われる不具合を修正しまし た。
  • ドライパイプに接続された単一のスプリンクラーが、遅延なく有効化するバグを修正しました。
  • 開口部位置の非常に小さな浮動精度の誤差が、開口部をFDSによって無視する可能性があったバグを修正しました。
  • PyroSim のクラッシュを引き起こす可能性あったいくつかのバグを修正しました。
  • 斜めの壁をコピーするために、含んでいるメッシュを明示的に選択する必要があったバグを修正しました。
  • メッシュ境界を開放コマンドが、無効にされたメッシュの開口部を作成したバグを修正しました。
  • CAD のインポートが断熱タイプの表面を不正確に作成するバグを修正しました。
  • PyroSim が統計オブジェクトに重複したデバイスID を作成するバグを修正しました。
  • ローミングツールで作成した視点がSmokeview でリコールすることができなかったバグを修正しました。

PyroSim2015リリースノート

PyroSim 2015.4.1214
Posted: December 14th, 2015

このリリースは、PyroSimの古いバージョンで作成されたモデルをロードするときに、破損したファイルのエラーを引き起こす可能性があるバグが修正されています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.3.2およびSmokeviewバージョン6.3.2のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_60を使用しています。
FDSバージョン6.2.0以降は、以前のPyroSimバージョンに含まれていたMPIサポートと競合する、マルチプロセスシミュレーション用にMPIプラットフォームの異なるバージョンを使用します。同じコンピュータでPyroSimの複数のバージョンを使用している場合、PyroSimの以前のバージョンでインストールされたPyroSim MPIサービスを無効にする必要があるかもしれません。クラスタインストーラーはもう使用されなくなり、PyroSimは各クラスタマシンにインストールされなければならなくなりました。支援が必要な場合、pyro_support@cae-sc.comにお問い合わせください。

PyroSim 2015.4.1208からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.3.2に更新しました。
  • 壁に変換されたCADラインを含む以前のバージョンのファイルをロードするときに、破損したファイルのエラーを引き起こしたバグを修正しました。
  • すすを生じない反応を含むPyroSim2012のPSMファイルをロードするときに、破損したファイルのエラーを引き起こしたバグを修正しました。

PyroSim 2015.4.1208
Posted: December 8th, 2015

このリリースは、レコードビューに構文の強調表示と行番号が追加されました;MESH、TIME、MISCネームリストに詳細なデータ入力が追加されました;対応FDSがバージョン6.3.2に更新されました。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.3.2およびSmokeviewバージョン6.3.2のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_60を使用しています。
FDSバージョン6.2.0以降は、以前のPyroSimバージョンに含まれていたMPIサポートと競合する、マルチプロセスシミュレーション用にMPIプラットフォームの異なるバージョンを使用します。同じコンピュータでPyroSimの複数のバージョンを使用している場合、PyroSimの以前のバージョンでインストールされたPyroSim MPIサービスを無効にする必要があるかもしれません。クラスタインストーラーはもう使用されなくなり、PyroSimは各クラスタマシンにインストールされなければならなくなりました。支援が必要な場合、にお問い合わせください。

PyroSim 2015.3.0810からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.3.2に更新しました。
  • Smokeviewをバージョン6.3.2に更新しました。
  • PyroSimはデフォルトの気相反応が含まれなくなりました。火災のシミュレーションには、デフォルトの反応を手動で追加する必要があります。
  • 同梱の反応ライブラリは、5つの新しい気相反応を含むように拡張されました:NYLON、PMMA、POLYURETHANE_GM27 (以前のデフォルト)、POLYURETHANE_GM37、WOOD_OAK、WOOD_PINE。これらは反応の編集ダイアログのライブラリからのオプションを使用して追加することができます。
  • レコードビューに構文の強調表示、行番号、調整可能なフォントサイズを追加しました。
  • カスタムデータが、メッシュの編集ダイアログ(すなわちMESHネームリスト)、計算条件ダイアログ(すなわちMISCおよびTIMEネームリスト)に追加できるようになりました。
  • FDS+EVACのサポートが取り除かれました。FDS+EVACシミュレーションのデータは現在、レコードビューの追加データセクション、または対応するネームリストのカスタムデータセクションに入力する必要があります。
  • インポートされたCADのラインを壁に変換するとき、PyroSimは要求される壁の高さと厚みを求めるようになりました。
  • 初期設定ダイアログを介してユーザーが要求した場合、SmokeviewはCADビューで起動されるようになりました。
  • デフォルトのスプリンクラー噴霧モデルは、燃料スプレーから水滴スプレーに変更されています。
  • 非対称単位変換が断面出力を失わせる可能性のあるバグを修正しました。
  • オブジェクトをアウトラインとして表示するときにPyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • 化学種注入データを編集するときにPyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • ツリーノードをドラッグするときにPyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • PyroSimがC/mで指定されたデータを含んでいる以前のバージョンのファイルを開くことを妨げていたバグを修正しました。
  • ユーザー定義のHVACファンの流量曲線がFDS入力ファイルに不正確に記述される原因となったバグを修正しました。
  • 単位系の切り替え時にPyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • 起動制御ダイアログの項目選択ポップアップがサイズ調整できるようになりました - 長い名前を持つ障害物および開口部があるモデルでの作業を用意にします。
  • 貼り付けられたテキストのQUANTITY='SURFACE DEPOSITION'を持つBNDFレコードが無視されるバグを修正しました。
  • GE1ライターが一部のロケール版において小数点の記号として誤ってカンマを使用していたバグを修正しました。
  • 小数点の記号としてカンマを使用してロケール版に影響を与えた断面の編集ダイアログのコピー/ペーストのバグを修正しました。
  • 複数の障害物を編集するときに、「空の値は許可されていません」エラーを起こす可能性があるバグを修正しました。
  • ツール特性ダイアログから、使用されていない滑らかにするチェックボックスを削除しました。
  • ケーブル故障感知器に対するサポートを削除しました。
  • 排気開口部をコピーするときに、PyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。

PyroSim 2015.3.0810
Posted: August 10th, 2015

このリリースは、FDSの拡張されたOpenMPスレッディングのサポート、Smokeviewの新しい照明モデル、そして、視野を保存するためおよび形状を切り抜くためのオプションを含んでいます。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.2.0およびSmokeviewバージョン6.2.4のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
FDSバージョン6.2.0は、以前のPyroSimバージョンに含まれていたMPIサポートと競合する、マルチプロセスシミュレーション用にMPIプラットフォームの異なるバージョンを使用します。同じコンピュータでPyroSimの複数のバージョンを使用している場合、PyroSimの以前のバージョンでインストールされたPyroSim MPIサービスを無効にする必要があるかもしれません。クラスタインストーラーはもう使用されなくなり、PyroSimは各クラスタマシンにインストールされなければならなくなりました。

PyroSim 2015.2.0604からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.2.0に更新しました。これは単一のプロセス、マルチプロセス、クラスタシミュレーションを高速化するために、OpenMPスレッドを使用することができるようになりました。
  • Smokeviewを6.2.4に更新しました。このバージョンは、Thunderhead Engineeringによって寄与された、新しい照明および陰影モデルを含んでいます。
  • 視野から形状をクリップするために使用することができるセクションボックスが追加されました。
  • カメラ位置を保存/復元するために使用することができる視点が追加されました。
  • 視点を保存し、セクションボックスを管理するために使用することができる視野が追加されました。
  • 開口部の中心点は自動的に開口部の中心を追跡するように設定することができるようになりました。
  • 開口部は常に他の形状の最上部に現れるようになりました。
  • クリップされた部分が埋められるように、固体オブジェクトがフロアの境界またはセクションボックスに対してクリップされる方法を改善しました。
  • 粒子ダイアログのパラメタ、Sigma DおよびGamma Dが不適切に保存される原因になったバグを修正しました。
  • 複数の立ち上がりタイプを持つ複数の化学種が指定されたとき、表面から発される化学種を不正確に立ち上げる可能性のあったバグを修正しました。
  • 表面の熱伝達係数が表面のその後の編集で不適切に保存される原因になったバグを修正しました。
  • スプレーモデルの速度がFDSファイルから省略される原因になったバグを修正しました。
  • 表面ダイアログで表のセルをコピーするときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
  • ローカルライセンスファイルをインストールしようとしたときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
  • スプレーモデルの流量プレビューが不正確に計算されるバグを修正しました。
  • 参照面をコピー/貼り付け するときに残留物を有する材質が不必要にコピー/貼り付け されるバグを修正しました。
  • 階層状の表面ダイアログにおいて、材質の構成テーブルのセルをコピー/貼り付け することがFDSファイル内で重複する名前を持つ材質につながるバグを修正しました。
  • 他のオブジェクトの後ろにあるオブジェクトを選択することができたバグを修正しました。
  • 3D/2D表示がメッシュに正しくリセットされないバグを修しました。
  • 障害物と交差する多くの空洞があるとき、いくつかの空洞が障害物の表示からカットされないグラフィカルなバグを修正しました。
  • 複数選択されたスラブの押し出し経路を編集しようとすると効果が無くなるバグを修正しました。
  • 3D/2D表示をリセットすると、いくつかの隠されたオブジェクトにリセットされるバグを修正しました。
  • いくつかの断面が削除されることを妨げる可能性があったバグを修正しました。

PyroSim 2015.3.0810
Posted: August 10th、2015

このリリースは、FDSの拡張されたOpenMPスレッディングのサポート、Smokeviewの新しい照明モデル、そして、視野を保存するためおよび形状を切り抜くためのオプションを含んでいます。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.2.0およびSmokeviewバージョン6.2.4のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
FDSバージョン6.2.0は、以前のPyroSimバージョンに含まれていたMPIサポートと競合する、マルチプロセスシミュレーション用にMPIプラットフォームの異なるバージョンを使用します。同じコンピュータでPyroSimの複数のバージョンを使用している場合、PyroSimの以前のバージョンでインストールされたPyroSim MPIサービスを無効にする必要があるかもしれません。クラスタインストーラーはもう使用されなくなり、PyroSimは各クラスタマシンにインストールされなければならなくなりました。

PyroSim 2015.2.0604からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.2.0に更新しました。これは単一のプロセス、マルチプロセス、クラスタシミュレーションを高速化するために、OpenMPスレッドを使用することができるようになりました。
  • Smokeviewを6.2.4に更新しました。このバージョンは、Thunderhead Engineeringによって寄与された、新しい照明および陰影モデルを含んでいます。
  • 視野から形状をクリップするために使用することができるセクションボックスが追加されました。
  • カメラ位置を保存/復元するために使用することができる視点が追加されました。
  • 視点を保存し、セクションボックスを管理するために使用することができる視野が追加されました。
  • 開口部の中心点は自動的に開口部の中心を追跡するように設定することができるようになりました。
  • 開口部は常に他の形状の最上部に現れるようになりました。
  • クリップされた部分が埋められるように、固体オブジェクトがフロアの境界またはセクションボックスに対してクリップされる方法を改善しました。
  • 粒子ダイアログのパラメタ、Sigma DおよびGamma Dが不適切に保存される原因になったバグを修正しました。
  • 複数の立ち上がりタイプを持つ複数の化学種が指定されたとき、表面から発される化学種を不正確に立ち上げる可能性のあったバグを修正しました。
  • 表面の熱伝達係数が表面のその後の編集で不適切に保存される原因になったバグを修正しました。
  • スプレーモデルの速度がFDSファイルから省略される原因になったバグを修正しました。
  • 表面ダイアログで表のセルをコピーするときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
  • ローカルライセンスファイルをインストールしようとしたときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
  • スプレーモデルの流量プレビューが不正確に計算されるバグを修正しました。
  • 参照面をコピー/貼り付け するときに残留物を有する材質が不必要にコピー/貼り付け されるバグを修正しました。
  • 階層状の表面ダイアログにおいて、材質の構成テーブルのセルをコピー/貼り付け することがFDSファイル内で重複する名前を持つ材質につながるバグを修正しました。
  • 他のオブジェクトの後ろにあるオブジェクトを選択することができたバグを修正しました。
  • 3D/2D表示がメッシュに正しくリセットされないバグを修しました。
  • 障害物と交差する多くの空洞があるとき、いくつかの空洞が障害物の表示からカットされないグラフィカルなバグを修正しました。
  • 複数選択されたスラブの押し出し経路を編集しようとすると効果が無くなるバグを修正しました。
  • 3D/2D表示をリセットすると、いくつかの隠されたオブジェクトにリセットされるバグを修正しました。
  • いくつかの断面が削除されることを妨げる可能性があったバグを修正しました。

PyroSim 2015.2.0604
Posted: June 4th、2015

このリリースは、開口部を用いた作業に関する問題、および正しい境界に表示をリセットすることに関する問題が修正されています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.2およびSmokeviewバージョン6.1.12のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
PyroSimのこのバージョンは、64ビットオペレーティングシステムのサポートのみが含まれています。FDSがもはや32ビットオペレーティングシステムでは利用できないので、32ビット版は提供されません。32ビットをサポートしているPyroSimの以前のリリースをダウンロードするには、PyroSimダウンロードページを訪問してください。

PyroSim 2015.2.0512からの変更点は次の通りです:
  • 複数の開口部を編集するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 燃焼する表面を割り当てられた開口部が、結果として火をもたらさないSPREAD_RATE=0.0を書き出す原因となったバグを修正しました。
  • いくつかの古いファイルが正しくロードされない原因となったバグを修正しました。
  • 表示のリセットが正しく中央に配置されないバグを修正しました。
  • 表示のリセットが非表示の形状にリセットするバグを修正しました。

PyroSim 2015.2.0512
Posted: May 12th、2015

このリリースは、ファイルをロードした後の貼り付け操作中に、および開口部を移動するときにPyroSimがクラッシュする原因となったバグが修正されています。PyroSimのローカライズ版に追加の翻訳が含まれました。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.2およびSmokeviewバージョン6.1.12のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
PyroSimのこのバージョンは、64ビットオペレーティングシステムのサポートのみが含まれています。FDSがもはや32ビットオペレーティングシステムでは利用できないので、32ビット版は提供されません。32ビットをサポートしているPyroSimの以前のリリースをダウンロードするには、PyroSimダウンロードページを訪問してください。

PyroSim 2015.2.0511からの変更点は次の通りです:
  • PSMファイルをロードした後にデータを貼り付けるときにPyroSimがクラッシュする原因となったバグを修正しました。
  • 一部の文字列が翻訳されたテキストを表示することを防いだローカライズ問題を修正しました。
  • 開口部を移動するときにPyroSimがクラッシュする原因となったバグを修正しました。

PyroSim 2015.2.0511
Posted: May 11th、2015

PyroSimのこのアップデートは、円形開口部のサポート、11の出力量の追加、およびバグ修正です。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.2およびSmokeviewバージョン6.1.12のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
PyroSimのこのバージョンは、64ビットオペレーティングシステムのサポートのみが含まれています。FDSがもはや32ビットオペレーティングシステムでは利用できないので、32ビット版は提供されません。32ビットをサポートしているPyroSimの以前のリリースをダウンロードするには、PyroSimダウンロードページを訪問してください。

PyroSim 2015.1.0130からの変更点は次の通りです:
  • 円形開口部のサポートを追加しました。
  • 常に書き出すのオプションを追加しました。
  • 貼り付けられたレコードが自動的に選択される機能を追加しました。
  • 1つ以上の反応レコードを含むFDSデータを貼り付けるとき、PyroSimは有効な反応に変更するためのプロンプトを表示するようになりました。
  • 以下の変量のサポートを追加しました。
    CELL U、CELL V、CELL W
    CHEMISTRY SUBITERATIONS
    EXTINCTION
    HRRPUL
    INTEGRATED INTENSITY
    NORMALIZED HEAT RELEASE RATE
    PDPA
    RADIATION LOSS
    YPLUS
  • 新しいバージョンが公開されたとき、PyroSimは通知を表示するようになりました。
  • テーブルにデータを貼り付けるときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 新しいメッシュを作成するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 部分的な結果データを表示するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • PyroSimに断面レコードを落とさせる可能性があるバグを修正しました。
  • 形状を選択するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • FDSクラスタダイアログを編集するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 大きな画像ファイルをインポートするときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • 煙感知器を含むFDSファイルを書き込むときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • ノードを編集するとき、HVACダイアログにおいて、形状は1つの場所だけで表示されるようになりました。
  • 名前にカンマを含むデバイスのFDS結果を表示することにおける問題を修正しました。
  • 材質のレコードを削除するときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • メッシュ整列テストが、非常にわずかに分離された整列不良のメッシュに警告を与えることを失敗するバグを修正しました。

PyroSim 2015.1.0130
Posted: January 29th、2015

PyroSimのこのアップデートは、モデルを閉じるとき、デバイス設定が消去される問題、および他の一般的なバグが修正されています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.2およびSmokeviewバージョン6.1.12のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
PyroSimのこのバージョンは、64ビットオペレーティングシステムのサポートのみが含まれています。FDSがもはや32ビットオペレーティングシステムでは利用できないので、32ビット版は提供されません。32ビットをサポートしているPyroSimの以前のリリースをダウンロードするには、PyroSimダウンロードページを訪問してください。

PyroSim 2014.4.1208からの変更点は次の通りです:
  • 一般的な表面を貼り付けるときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。
  • HVACフィルターデータを不正確に分析することに関連していたクラッシュを修正しました。
  • タイマーに基づくデバイスの制御設定がPyroSimを閉じた後にリセットされていた問題を修正しました。
  • 熱伝導表面の表面の編集ダイアログで言語を明確化しました。
  • PyroSimの異なるバージョン間での貼り付けに関連するクラッシュを修正しました。
  • 多角形のスラブ障害物の押し出しの変化に関連する複数のクラッシュを修正しました。
  • 大きな背景画像をロードするときに発生する可能性があるクラッシュを修正しました。

PyroSim2014リリースノート

PyroSim 2014.2.0807
Posted: December 20th、2013

これは、PyroSimのメンテナンスリリースです。このリリースには、FDSおよびSmokeviewの更新、2D表示の前からおよび左からのカメラモードでのバグ修正を含んでいます。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.1およびSmokeviewバージョン6.1.11のために設定されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSの更新が含まれています。クラスタノードを使用している場合、バージョンの不一致を避けるためにクラスタノードインストーラーの最新バージョンをダウンロードしてインストールしてください。

PyroSim 2014.2.0731からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.1.0からバージョン6.1.1へ更新しました。FDSへの変更に関する詳細は、FDSリリースノートを参照してください。
  • Smokeviewをバージョン6.1.10からバージョン6.1.11へ更新しました。Smokeviewへの変更に関する詳細は、Smokeviewリリースノートを参照してください。
  • 2D表示において、前から見るおよび左から見るのカメラモードの動作を妨げるバグを修正しました。
  • 基本種を集合種としてFDS入力ファイルに書き込む可能性のあるバグを修正しました。

PyroSim 2014.2.0731
Posted: July 31st、2014

これは、PyroSimのメンテナンスリリースです。このリリースには、FDSおよびSmokeviewの更新、クラスタ実行機能の改善、バグフィックスが含まれています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.1.0およびSmokeviewバージョン6.1.10のために設定されています。これは、Java VMのバージョン1.8.0_05を使用しています。

PyroSim 2014.1.0331からの変更点は次の通りです:
  • FDSをバージョン6.0.1からバージョン6.1.0へ更新しました。FDSのこのバージョンには、シミュレータの非MPIバージョンに常時オン状態のOpenMPが含まれています。さらなる変更はFDSリリースノートに記載されています。
  • Smokeviewをバージョン6.1.5からバージョン6.1.10へ更新しました。変更はSmokeviewリリースノートに記載されています。
  • Java platformをバージョン1.6.0_45から1.8.0_05へ更新しました。
  • クラスタシミュレーションを実行するとき、FDS実行ファイルおよびDLL群は、もはやシミュレーションフォルダにコピーされません。これは、ファイアウォールがMPIをブロックし、“Fatal error in PMPI_Barrier”でFDSをクラッシュさせることから防ぎます。クラスタノードは、現在のクラスタノードインストーラーで更新する必要があります。
  • PyroSimは、もはや混合分率モデルを使用することをFDSに強いるために未使用のバーナー表面を追加しません。これは以前、特定の出力量で問題を防ぐために行なわれました。このアプローチはもはや必要ではありません。
  • 形状オブジェクトの制御ロジックを編集するとき、PyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • 形状オブジェクトのポイントリストを編集するとき、PyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • "修正済み"通知を誘起することから詳細設定への編集を妨げていたバグを修正しました。
  • 火源表面のHRRPUAの英国式の単位をbtu/(s-ft2)にしました。
  • Ctrl + fキーを押下すると、モデル形状が視野角を変更せずに画面内に収まるようになりました。
  • シミュレーションのリスタートは、もはや「上書き」警告を発しません。
  • 材料パラメタINITIAL_VAPOR_FLUXは、詳細設定タブによってのみ編集することができるようになりました。
  • 化学種を削除することができるようになりました。
  • PyroSim2012から化学種の注入データを変換するとき、PyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。
  • FDSデータのインポート中にVENTレコードを削除するとき、警告を出さないバグを修正しました。
  • PyroSim2012からの「追加化学種:other」変量をPyroSimに不正確に変換させたバグを修正しました。
  • FDS6.0のSURFパラメタVOLUME_FLOWが、まだVOLUME_FLUXとして書かれていたバグを修正しました。
  • メッシュのサイズまたは解像度を変更するとき、PyroSimをクラッシュさせる可能性のあるバグを修正しました。

PyroSim 2014.1.0331
Posted: March 31st、2014

これは、PyroSimのメンテナンスリリースです。このリリースでは、バグフィックスとPyroSimが種を処理する方法に変更が加えられています。
PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.0.1およびSmokewviewバージョン6.1.5のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.6.0_45を使用しています。

PyroSim 2014.1.0110からの変更点は次の通りです:
  • LESパラメタINITIAL_UNMIXED_FRACTIONへの対応が追加されました。
  • 事前定義された種のレコードは、必要に応じてFDS入力ファイルに追加されるだけになりました。
  • 事前定義された種はすべて、デフォルトでPyroSimで利用可能になりました(すなわち、それらを明示的に追加する必要はありません)。
  • 火源表面の温度境界条件の設定(すなわち、ヒーター/クーラーの表面データ)の対応が削除されました。
  • 変量HRRPUAは、デバイスでのみ使用可能になりました。
  • OPEN、MIRROR、HVACは、もはやデフォルト表面として設定することはできません。
  • 対応する物理的な位置を持たないHVACデバイスのラベルは、もはや原点に追加されなくなりました。
  • 事前定義された燃料を使用するとき、燃料化学データをFDS入力ファイルに加える可能性のあるバグを修正しました。
  • 材料や種を削除した後に生じた材料の熱分解パネルでのクラッシュを修正しました。
  • DT_INSERTを指定しない粒子注入表面をインポートする際に生じたクラッシュを修正しました。
  • スプレーモデルの立ち上がり圧力の単位が、バール(bar)でなくパスカル(Pa)としてFDS入力ファイルに書き込まれる原因となったバグを修正しました。
  • 有効な反応の無いFDSファイルをインポートした後に、PyroSimに有効な反応を指定させる原因となったバグを修正しました。
  • 従来のPSMファイルをロードするときに、粒径分布データが失われたバグを修正しました。
  • 誤った放射吸収の単位を持つ従来のファイルをロードする際に生じるクラッシュを修正しました。
  • 煙感知モデルを編集するときに生じたクラッシュを修正しました。
  • PyroSim2012.1およびそれ以前のバージョンで作成されたPSMファイルから、反応熱と水蒸気生成率が不正確にロードされる原因となったバグを修正しました。
  • 種の編集ダイアログの生成エンタルピーのための誤った単位を修正しました。
  • 粒子速度をインポートおよびエクスポートする場合に、PyroSimをFDS5の慣習に戻らせる原因となったバグを修正しました。

PyroSim 2014.1.0110
Posted: January 10th、2014

これは、PyroSimのメンテナンスリリースです。このバージョンでは、FDS6およびHVACへの対応に関するバグが修正されています。
PyroSimのこのバージョンは、FDS6.0.1およびSmokeview6.1.5のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.6.0_45を使用しています。

PyroSim 2013.1.1220からの変更点は次の通りです:
  • 非推奨のFDS5変量MASS_LOSSを削除しました。
  • THERMOCOUPLE変量は、デバイスのみで使用することができるようになりました。
  • PyroSim 2013.1.1122(beta)で作成されたいくつかのファイルの読み込みを妨げていたバグを修正しました。
  • HVACパラメタCOOLANT_SPECIFIC_HEATのための間違った単位j/kg*Kをkj/kg*Kへ修正しました。
  • HVACパラメタFIXED_Qのための間違った単位j/sをkj/sへ修正しました。
  • HVACパラメタCOOLANT_TEMPERATUREのための間違った単位KをCに修正しました。
  • HVAC DUCTパラメタROUGHNESSのデフォルト値を0.0から0.001に変更しました。新しいデフォルト値は、損失条件が指定されていない問題において数値的不安定性を防止するのを助けます。
  • 種の分子量と式の両方を指定することが可能になっていたバグを修正しました。
  • 集合種の仕様においてパラメタを無効にする対応を追加しました。
  • 初期設定の編集は、もはや現行モデルの修正された状態を引き起こしません。
  • ツリービューにおいて、反応グループの下にサブグループを追加しても、もはやクラッシュは発生しません。
  • HVACデバイスの測定量のバグを修正しました。
  • FDS6のPARTICLE_FLUX変量がDROPLET_FLUXとなっていたバグを修正しました。
  • DT_INSERTが定義されていないときに、粒子の注入を有する表面が不正確にインポートされたバグを修正しました。

PyroSim2013リリースノート

PyroSim 2013.1.1220
Posted: December 20th、2013

これは、PyroSimのメジャーリリースです。このバージョンは、FDS6とHVACへの対応が追加されています。PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6.0.1およびSmokeviewバージョン6.1.5のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.6.0_45を使用しています。

PyroSim2012からの変更は次の通りです:
  • PyroSim2013は、FDS6への対応が追加されています。
  • このバージョンではもう、FDSバージョン5のシミュレーションを実行しません。PyroSimの以前のバージョンで作成されたモデル、およびFDSの以前のバージョンからの入力ファイルは、今までどおりインポートすることができます。FDSのバージョン5を使用し続けるには、PyroSimの従来のバージョンを使用してください。
  • PyroSimのデフォルトの反応は、プロパン反応からポリウレタン反応に変更されています。
  • HVAC要素のシミュレーションに対応するようになりました。
  • ファンは、HVAC要素を使用してモデル化しなければならないようになりました。ファンをモデル化するためにこれまで使用されていた多孔質表面オプションへの対応をFDS6が削除したため、PyroSimからも、ファンの表面タイプを削除しました。
  • 複数化学種をまとめる機能が追加されました。これにより、複数の化学種の組み合わせを単一の化学種のように取り扱うことが可能です。
PyroSim2013.1.1126(ベータ版)からの変更点:
  • 単一マシンのMPIシミュレーションは、FDS入力ファイルのUNCパス名を使用しません。これは、マッピングされたネットワークドライブ上で実行する際に、エラーを防ぐことができます。
  • テクスチャは、PSMファイルに保存されるようにしました。
  • FDSのバージョンが6.0.0から6.0.1に更新されました。
  • ライブラリから最初の反応を読み込む際に、複数の反応を有効にしたバグを修正しました。
  • 実行ファイルのパスにスペースがあったとき、PyroSimが初期設定ダイアログでFDSのバージョンを検出することを妨げていたバグを修正しました。
  • ユーザーマニュアルにHVACのドキュメントが追加し、例題にHVACを追加しました。
  • 例題ガイドおよびサンプルファイルはもう、PyroSimとともにインストールされません。それらは現在、WEBページから利用可能です。
  • HVACの熱伝達ユニットで生じるバグを修正しました。
  • FDS5のSAWTOOTH機能を使用する旧バージョンのモデルを読み込む際に発せられる警告を追加しました。
  • 無効なデータを貼り付ける際に、PyroSimがクラッシュしないようにしました。
  • ファンの表面タイプを削除しました。
  • 材質データを含む反応をインポートする際に生じたバグを修正しました。
  • 燃料種を使用した際に、重複した種のレコードが作成されてしまう原因となったバグを修正しました。
  • 一般の粒子タイプを削除しました。

PyroSim 2013.1.1126 (Beta)
Posted: November 26th、2013

これは、PyroSim2013のベータ版リリースです。このリリースにはバグ修正が含まれています。 PyroSimのこのバージョンは、FDSバージョン6およびSmokeviewバージョン6.1.4のために設計されています。これは、Java VMのバージョン1.6.0_45を使用しています。

変更点
  • FDS材質データを書くとき、PyroSimが時々クラッシュするバグを修正しました。
  • デフォルト値を使用するとき、median diameterの値が粒子レコードに現れるのを妨げていたバグを修正しました。
  • 粒子レコードに使用されたにもかかわらず、入力ファイルからWATER VAPOR種を除外する原因となったバグを修正しました。


PyroSim 2013.1.1122 (Beta)
Posted: November 22nd、2013

これは、PyroSim2013のベータ版リリースです。このリリースでは、FDS6の統合を改善、DWGインポートにテクスチャの対応を追加、HVAC要素に対するグラフィカルな対応が追加されています。

変更点
  • FDSをバージョン6.0.0に更新。
  • Smokeviewをバージョン6.1.4に更新。
  • Java VMをバージョン1.6.0_45に更新。
  • DWGファイルをインポートするときに、テクスチャに対する対応が追加されました。
  • 2D形状を3Dの壁へ押し出すためのオプションが追加されました ― インポートされたラインを右クリックします。 ※lineとしてインポートされたものz方向にfaceに変更しました。
  • HVACノードとダクトに対し、グラフィカルな対応が追加されました。
  • コピーツールは、参照されたオブジェクトのコピーを作成するようになりました。以前は、全てのコピーが参照されたオブジェクトを共有しました。
  • 過去のモデルをロードするとき、プロパン反応がただ加えられるようになりました、それ以外の場合、ポリウレタンがデフォルトです。
  • 開口部の火炎伝播元が開口部の中心をデフォルトとするようになりました。
  • REAC行で種を定義するFDS6の慣例に対する対応を追加しました。
  • “一般”粒子タイプを削除しました。過去の粒子は液体粒子として読み込まれます。


PyroSim 2013.1.0911 (Alpha)
Posted: September 11th、2013

これは、PyroSim2013のアルファ版リリースです。追加化学種の取り扱い方法の変更および従来のデータを読み込むためのいくつかの修正が含まれています。

変更点
  • 障害物の右クリックメニューに、同じ色のオブジェクトを選択 オプションを追加しました。
  • 事前定義された種の出力量を参照する場合、モデルに明示的に種を追加する必要がなくなりました。
  • FDS6に追加された出力量を追加しました。
  • 障害物の特性から滑らかにする(SAWTOOTH) を削除しました。
バグ修正
  • 従来のPSMファイルから読み込まれたとき、いくつかの追加化学種が複数回レンダリングされる原因となったバグを修正しました。
  • バージョン選択ダイアログにおいてFDSファイルのインポートがキャンセルされた場合、PyroSimがクラッシュしなくなりました。
  • テクスチャの幅または高さが、NaNとして読み込まれるケースがあったテクスチャ解析のバグを修正しました。


PyroSim 2013.1.0827 (Alpha)
Posted: August 27th、2013

これは、PyroSim2013のアルファ版の第2リリースです。これは、PyroSimが従来のPSMファイルから開くことを妨げていたバグ、およびいくつかのFDS入力ファイルのインポートを妨げていたバグの修正が含まれています。

変更点
  • REACパラメタHEAT_OF_COMBUSTIONおよびAUTO_IGNITION_TEMPERATUREのデフォルト値を削除しました。
  • 定義済み種を明示的に宣言しないFDS6入力ファイルのインポート対応を追加しました。
バグ修正
  • 複数の粒子を含んでいたいくつかの従来のPSMファイルをPyroSimが適切に読み込むことを妨げていたバグを修正しました。
  • 従来のPSMファイルを読み込んだ後レコードビュー内の粒子を選択するときにPyroSimがクラッシュする原因となったバグを修正しました。
  • 材質の熱分解データを含んでいた従来のPSMファイルを読み込むことを妨げていたバグを修正しました。


PyroSim 2013.1.0807 (Alpha)
Posted: August 7th、2013

これはPyroSim2013のアルファ版のリリースです。今後のリリースで利用可能になるFDS6の機能の未完成のプレビューを提供しています。新機能には、HVACモデリングへの対応、改善されたすすの堆積モデル、広範囲の条件用の気体流モデリングの正確さを改善するFDSへの変更が含まれています。更なる追加化学種が利用可能になり、COやすすのような副産物の種を輸送、生成、消費することが可能です。
注意:これは実験的なリリースであり、テストと評価のみを目的としています。FDS6のバンドル版は、ナイトリービルド(公式リリースではない)です。

新機能
  • PyroSimはFDS6に対応しました。
  • PyroSimはHVAC入力に対応しました。
  • PyroSimは、AutoCAD 2013で作成されたDWGおよびDXFファイルをインポートすることができるようになりました。
既知の問題
  • アスピレーター(or吸引器)は、FDS6が認識しない「すす」と呼ばれる種を間違って参照します。このバグは、アスピレーター(or吸引器)を使用するモデルを実行することを妨げます。

PyroSim2012リリースノート

これは、PyroSimのメジャーリリースです。このバージョンでは、Autodesk DWGファイルのインポートの対応が追加され、DXFファイルのインポート性能が向上されました。さらに形状操作ツールに関して、新しい視覚的な編集機能や改良が加えられました。

PyroSim2011からの変更は次の通りです:
  • PyroSimのDXFインポートライブラリは、Teighaライブラリに置き換えられました。この変更は、PyroSimがDXFへの変換なしでDWGファイルを直接インポートすることを可能にしました。DXFファイルはまだサポートされています。インポートした2D形状は、2D形状を壁に変換するためにPyroSimに頼ることなく、壁や他の形状をスケッチすることを容易にする形状ツールを使用して“スナップ”することができるようになりました。インポートした3D形状は、薄い3DFACEベースの形状だけを収集することができた以前のアプローチから改善され、より効率的に固体形状として表現されるようになりました。
  • CADファイルおよびFDSファイルをインポートするために使用されるPyroSimの動作は、単一の動作に合併されました。
  • PyroSimは現在、メッシュを分割、マージ、改良するためのいくつかの新しい右クリックメニューオプションがあります。
  • PyroSimは現在、単一のメッシュを複数のメッシュに分割するためのグラフィカルツールがあります。
  • PyroSimの形状編集機能への多くの改良。特徴は次の通りです:格子、オブジェクト、角度の制約に対するスナップ;キーボードによる正確な値入力;オブジェクトの面の押し引き;障害物および開口部の表面“ペイント”ツール。完全な説明は、PyroSimマニュアルのPyroSimでの描画の章を参照してください。
  • PyroSimマニュアルおよび例題の問題を更新しました。
  • PyroSimが未知のエラーが原因でクラッシュした場合、ユーザーがクラッシュに関する詳細なデータを含む報告書を提出することができるダイアログが表示されます。キーボードの組合せCTRL+ALT+F6は、人為的にPyroSimのクラッシュを誘発させるようになりました。
  • FDSシミュレーションダイアログは現在、クラッシュ時にPyroSimを終了する前にユーザーが停止またはキャンセルすることができる、モードレスダイアログになりました。
  • すべてのPyroSimオブジェクトをツリーでグループ化することができるようになりました。グループ化は以前まで、形状だけに制限されていました。
  • 形状オブジェクトを編集するとき、編集ダイアログ内でオブジェクトのグループを変更できるようになりました。以前までは、[グループの変更]を使用することによってのみ可能でした。
  • 粒子の有効化への対応が追加されました(CTRL_ID and DEVC_ID)。
  • 重力は現在、X座標または時間の関数として指定することができます。
  • 形状オブジェクトにカーソルを合わせているときのPyroSimの動作が大幅に向上されました。
  • FDS6の実行ファイルをインストールし、フラグ:-J-DHVACを使用してPyroSimを実行することにより、HVACネームリストへの対応を有効にすることができます。
  • FDS入力ファイルにおいて“INVISIBLE”として色を指定されているオブジェクトは、もはや不透明なものとしてインポートされません。
  • PSMファイルのフォルダが書き込み可能でない場合、PSMファイルが正常に開かれた後に作成されるバックアップファイルには、代替システムとしてユーザーのホームフォルダが使用されるようになりました。以前までは、システムの一時フォルダを使用していました。クラッシュログファイルの書き出し方にもこのロジックが使用されるようになりました。
  • PyroSimのHelpメニューにオンラインマニュアルを起動するためのリンクが含まれました。
  • テクスチャダイアログは、多数のテクスチャでより良い動作をするようになりました。また、サイズを編集するとき、テクスチャのアスペクト比をロックすることができるようになりました。
  • PyroSimに付属のJava Runtime Environment (JRE)をバージョン1.6.0_31へ更新しました。これはPyroSimがMicroSoft分散ファイルシステム(MS-DFS)に置かれているファイルを開くのを妨げていたバグが修正されています。
  • DT_INSERTパラメタにnull値が含まれているとき、PyroSimはもはやクラッシュしません。 一部の古いPSMファイルの問題です。
  • 劣化した三角形を含んでインポートされたDWG/DXF形状は、もはやブロックへ変換およびFDSブロックのプレビューの操作中にPyroSimをクラッシュさせることはありません。
  • 混合分率種の出力が含まれているPSMファイルを開いた後に、出力ダイアログのいずれかを開くときにPyroSimがクラッシュするバグを修正しました。
  • 一部のテクスチャ表面のアイコンを表示しようとするときにPyroSimがクラッシュするバグを修正しました。
  • デフォルトの表面をと交換するときにPyroSimがクラッシュするバグを修正しました。
  • PyroSimは現在、ツールが固定されている(複数用途のために有効にされている)場合、緑の点をツールバーアイコンに表示します。
  • まだ解除されていない無効にされたオブジェクトに対して有効にするオプションを隠していたバグを修正しました。
  • Edit Pressure Rampボタンをクリックしたとき、一部の状況でPyroSimをクラッシュさせたバグを修正しました。
  • テクスチャが貼り付けられ、無効にされた障害物を含んだモデルでオブジェクトを編集するときにPyroSimをクラッシュさせたバグを修正しました。
  • FDS+EVACメッシュを無効にするとき、PyroSimはもうクラッシュしません。


PyroSim2011リリースノート

PyroSimには現在、FDSバージョン5.5.3およびSmokeviewバージョン5.6が同梱されています。詳細についてはFDSリリースノートをお読みください。

PyroSimは現在、クラスタ上でのFDSシミュレーションの実行に対応しています(すなわち、シミュレーションは複数のコンピュータを使用して実行することができます)。非常に大きなモデルの場合、並列計算によりシミュレーション実行時間を短縮することができます。また新しいクラスタ機能により、多くのシステムリソースを必要とするため単一のコンピュータでは実行できなかったモデルを実行することが可能になります。

このリリースでは、PyroSim形状に関連する2つのバグを修正しています。DXFインポートにおいていくつかの三角形がインポートされないバグが発見されました。このバグは修正され、現在、DXFインポートはより信頼性が増しました。もう一つのバグは軸周りの回転機能に関するものです。現在、回転機能は期待通りに動作するようになりました。

このリリースでは、CAD(GE1ファイル)ビューにおいてシミュレーション形状がSmokeviewで表示できないバグが修正されました。

このリリースにはPyroSimの国際化バージョンのための改善とバグ修正が含まれています。

さらに、このリリースでは以下の変更が行われました。

  • SmokeviewがGE1ファイルからの形状を透明に表示する原因となった、PyroSimのGE1ファイルライターのバグを修正しました。
  • モデルに火炎が無い場合において混合分率だけの変量で断面や等値面を指定したとき、無効なFDSファイルが書かれる原因となったバグを修正しました。(例えば、“ERROR: Output QUANTITY VISIBILITY requires a SPEC_ID”)
  • 色成分が0.0〜1.0の範囲外で指定されたとき、FDS4データがインポートできなかったバグを修正しました。
  • 断面を使用した作業においてコピー/移動ができなかったバグを修正しました。
  • パフォーマンスの向上(fast depth バッファ の読み込み/書き込み) を意図しながら、逆にパフォーマンスを低下させていた、nVidiaグラフィックカード用のOpenGLエクステンションを削除しました。
  • 軸に整列されたブロック(障害物および空洞)を回転したとき内部的にシェルに変換される原因となっていたバグを修正しました。
  • 三角形が4点を用いて定義され、最初の2点が同一だった場合、スキップされる原因となっていたDXFインポートのバグを修正しました。以前は、最後の2点が同一の場合のみが処理可能でした。
  • FDS入力ファイルを書く時、PyroSimが10進数文字(すなわち基数点)としてコンマを使用する原因となっていたバグを修正しました。このバグは、コンマが10進数文字として使用される言語をWindowsの地域と言語設定で選択したコンピュータに発生していました。
  • すべての国際化PyroSimのバージョン用に翻訳を更新しました。
  • 背景画像ダイアログは、現在の背景画像が削除された時、より良いエラーメッセージを出すようになりました。
  • シミュレーションを始めるためのツールバーボタンを改善しました。現在、シミュレーションを開始するために1つのツールバーボタンが使用されます。シミュレーションの種類(シリアル、パラレル、クラスタ)は、開始ボタンの右側で下向き矢印をクリックすることにより変更することができます。また、このスタイルは時刻歴結果ツールバーボタンでも使用されています。
  • パラレルまたはシリアルのシミュレーションを実行する場合、PyroSimは現在、シミュレーションの入力、出力、およびシミュレーションの作成に使用されるPSMファイルのコピーを含む新しいサブフォルダを作成します。
  • パラレルまたはクラスタのシミュレーションを実行する場合、現在ログインしているアカウントと異なるユーザー名とパスワードを入力することができるようになりました。
  • FOAM(泡)のためのPyroSim材質ライブラリの入力に、パラメタREFERENCE_RATEが含まれなくなりました。このパラメタは、FDSバージョン5.4で意味を変え、もはや有効ではありませんでした。
  • 第2モニター上でPyroSimを実行する時、編集ダイアログは第1モニター上に(最初に)表示されなくなりました。
  • HOLEの形状は、Easy Reading 初期設定のためのフォーマットを無視しないようになりました。
  • 最後に開始されたシミュレーションが既に終了していた場合、PyroSimがアクティブシミュレーションの実行中にシャットダウンする時に、警告を出せない原因となっていたバグを修正しました。
  • PyroSimの初期設定、FDSファイルを読みやすく整形する のオプションは現在、小数点以下の桁数ではなく精度に基づいています。精度の桁数は編集可能です。
  • ユーザーは現在、MISC、TIME、DUMP、RADI、SURF、MATL、REAC、PARTネームリスト用のテーブルによって任意の値を入力することができます。これらのレコードタイプのための編集ダイアログは現在、この機能へのアクセス権を与える詳細設定タブを含んでいます。
  • FDSシミュレーション結果の保管および復元に対応するためにFDSメニューにオプションが追加されました。
  • デフォルトで、FDS入力データ表示はデータを折り返しません。これは表示メニューのオプションによって再度有効にすることができます。
  • PyroSimは現在、ビデオアダプタを検知し、ディスプレイの初期設定を最適化するよう試みます。
  • 追加化学種を放出するためにMASS_FLUXを使用する表面がインポートできなかったバグを修正しました。
  • 色選択は現在、パレットタブ上で最後に選択された色を記憶しています。
  • 粒子サンプリングファクターのためのデフォルト値を、質量を持つ粒子は10、質量のない粒子は1へ変更しました(以前はすべての粒子に-1)。
  • ドライパイプに単一のスプリンクラーを付ける場合、PyroSimはもはやクラッシュしません。
  • PyroSimを使用するとき、テンキーの小数点記号がピリオドとして入力される言語別のバグを修正しました。
  • FDS入力データ表示において、追加データ部分は現在、固定幅フォントを使用しています。
  • メッシュの編集ダイアログにおいて、無効なメッシュのメッシュ整列をチェックしないようにしました。
  • 背景画像ダイアログにおいてPNG形式の画像が適切に動作しなかったバグを修正しました。
  • マネージャーダイアログでの選択は現在、PyroSimのメイン表示に反映されます。
  • FDSプレビュー枠をサポートするダイアログにおいて、プレビュー枠は現在、サイズ変更が可能です。
  • Delキーに加えて、Backspaceキーにより、選択されているオブジェクトを削除できるようになりました。
  • 特定のATIグラフィックカード/ドライバーの組合せで実行するとき、4の倍数でない背景画像およびテクスチャは、もはやPyroSimをクラッシュや、白黒画像表示を引き起こしません。
  • t^2の時間関数のための説明テキストにおいて、T(通常は温度)は、t(通常は時間)へ変更されます。
  • PyroSim2010.2が既に存在しているシステム上にPyroSimのアップデート版をインストールするとき、より新しいバージョンがインストールされていると主張して、インストールが中止されることはもうありません。
  • ExcelからPyroSimテーブルまでのコピー/ペーストの操作の間、国際的な小数点の記号が原因で、数の確認においてエラーが発生するのを修正するためにPyroSimをアップデートしました。
  • PyroSimは、FDS5.5.3から変更された様々な入力ファイルに一致するように更新されました。
  • 現行モデルを書込み禁止にするためのオプションを加えました。
  • STLファイルインポートに対する対応を加えました。
  • Smokeviewの64ビット版がPyroSimおよびFDSの64ビット版にバンドルされました。
  • PyroSimは現在、最後に正常に開かれたPSMファイルのコピーを自動的に作成します。このオプションは初期設定ダイアログで無効にすることができます。
  • INITレコードに対する対応を加えました。
  • 気相量を選択するのに使用されるドロップダウンボックスを、より簡潔にしました。
  • NVIDIAドライバー(v260)がインストールされ、Threaded OptimizationオプションがAutoに設定されるとき、PyroSimが終了する原因になったバグを修正しました。
  • 英国式単位の使用中、気相デバイスを作成しようとするときに生じたバグを修正しました。
  • 64ビットのOpenMP実行ファイルを加えました。
  • FDSファイルをインポートする際、PyroSimは現在、10進数で記述された整数値を正確に読み込みます。
  • 粒子雲において、粒子の周期的な注入が可能になりました。
  • 初期設定ダイアログを複数のタブに再編成しました。
  • 初期設定ダイアログにおいて、PyroSimは現在、選択されているFDS実行ファイルのバージョンを表示します。
  • このソフトウェアについてダイアログにおいて、PyroSimは現在、対応しているFDSのバージョンを表示します。
  • 計算条件ダイアログにおいて、傾圧トルクのオプションはもう逆にされません。
  • 表面の編集ダイアログにおいて、発熱速度は単位面積当たりの発熱速度に名前を変更されました。
  • パスワードが空白のとき、MPI認証が失敗する原因となったバグを修正しました。
  • ツリービューでマウスのドラッグ操作をした後、PyroSimが終了するバグを修正しました。
  • 使用中のレコードを削除する際、置換プロンプトを抑制したEVAC依存システムのバグを修正しました。
  • テーブルエディタで使い勝手におけるいくつかの問題を解決しました。
  • ゼロ領域でオブジェクトをコンバートする際、面積ゼロのオブジェクトをFDSブロックに分解するときクラッシュするバグを修正しました。
  • 固体をブロックに変換する際、結果として生じる内部表面は外部表面に一致します。
  • 特定の回転した形状に、特性ダイアログで誤った表面のマッピングを表示させた原因になったバグを修正しました。
  • 結合する際、FDSブロックに分解する機能は現在、オブジェクトの名前と可視性を考慮します。
  • FDSの更新に従って粒子のデフォルト値を更新しました。これにより、燃料スプレーを使用する際、FDSがクラッシュすることがなくなりました。
  • FDS入力ファイルをインポートする際、0.0と0.1の間のRGB値は0-255のスケールで再解釈されます。
  • PSMファイルがより新しいバージョンで保存されたことをPyroSimが検知する時、PyroSimはもうファイルを開こうとしません。
  • 破損したPSMファイルを開こうとするとき、ユーザーは現在、自動保存またはバックアップファイルを開くことを促されます。



  • 主な新機能 (PyroSim2010)

    FDSのバージョン

    Ver5.4.1がPyroSim2010と同時にインストールされます。

    Smoke Viewのバージョン

    Ver5.4.3がPyroSim2010と同時にインストールされます。

    並列実行のオプション

    並列実行のオプション


    従来のMPIに加えてOpenMPが追加されました。

    プレビューウインドウ

    プレビューウインドウ

    ダイアログ内でFDS構文のプレビューが可能になりました。

    FDS+Evacシステム

    FDS+EvacシステムFDS+Evacシステム
    表示/非表示の切替

    表示/非表示の切替

    アイコンのON/OFFで格子・障害物・空洞・開口部等の分類方法で切替が可能になりました。

    主な新機能

    圧力ゾーンに対応

    従来は追加データとして入力が必要だったゾーン間の漏洩面積等がダイアログ上で設定が可能に。




    FDSバージョンアップに伴い(FDS4→FDS5)
    PyroSim2008(日本語版)リリース!

    FDS5のためのユーザーインターフェイスです。

    PyroSim2008は、FDS5のためのユーザーインターフェースです。 FDS5に対応した入力ファイルの作成および実行ができます。 また、FDS4とFDS5の入力ファイルを読み込むことができます。 この新しいバージョンには、FDSおよびパラレル実行形式に対し 幅広い対応が加えられました。
    ※FDS4に対応した入力ファイルの作成および実行は、PyroSim2006にて可能です。

    PDFダウンロードPyrosim 2008 リリースノート ダウンロード 
    (PDF形式 232kB)

    主な機能 (PyroSim2007→PyroSim2008)

    主な新機能
    • FDSの検証と確認から収集された、材質、表面、反応のサンプル一式。データの出展は、説明(FYI)に記述されています。これらの例は主として不燃材質(例えば、コンクリート、鉄鋼)です。
    • 性能と信頼性が向上し、および自動ライセンス可能な新しいライセンスシステムが採用されました。
    • オブジェクトを無効にする / オブジェクトを有効にする 機能が追加されました。どんなオブジェクトでも、それが(使用された表面のように)必須である場合を除き、無効にしてFDS入力ファイルに書き込まないようにすることができます。
    • 主な新機能
    • カスタマイズした煙の追跡に対応しました(FDS5ユーザーマニュアルのセクション11.3.4 煙の定義を参照してください)。
    • 統計 を更新し、体積平均、質量平均、体積積分、面積積分、表面積分 といった、オプションへに対応しました。
    • FDS5の新機能に対応しています。また、FDS5の更なる機能追加にも速 やかに対応する予定です。
    • デュアルおよびクアッドコアコンピュータへ対応しました。PyroSimは 必要なMPIモジュールをインストールし、マルチコアプロセッサ上でパラ レル処理を実行します。
    • 既存のFDS4モデルを、FDS5モデルに変換することができます。
    • 既存のPyroSim 2006 モデルを、FDS5モデルに対応する PyroSim2007モデルに変換することができます。

    主な変更点 (FDS4→FDS5)

    • 元に戻す / やり直し の項目がメニューに表示されるようになりました。
    • 背景画像のメモリ使用量を抑えることにより、表示細部が消失する現象をなくしました。
    • コピー / 貼り付け の性能を向上させました。
    • 粒子の寿命 のデフォルト値を60秒に変更しました。
    • 入力ファイルの記述方法が大幅に変更されました。
    • 表面データから材質データが分離されました。これにより、
      異なる材質を作成し、表面を指定するときに階層状にそれらを使用することができます。
    • デバイスとセンサー(スプリンクラー、熱感知器、熱電対など)の概念が一般化されました。
    • スプリンクラーの起動、および障害物や開口部の生成と削除を定義する機能の柔軟性が増しました。
    • 多段反応モデルが導入され、消炎の簡易的なモデル化が可能になりました。