DADiSP/MAT file MATLAB

MATLAB MATファイル インポートモジュール

MATファイルは、MATLABおよび同様のプログラムによって生成されたバイナリー データ ファイルフォーマットです。MATファイルは、MATLAB対話型セッションあるいは自動スクリプトによって生成された任意数のプログラム変数を含むことができます。 これらの変数は、ストリング、配列、セルおよび構造体を含むいくつかのMATLAB データ タイプを表わします。

単純なインターフェース

MATファイルのインポートは、単純にボタンを押し、ファイルを選択するだけです。変数リストが、ファイルを選択した後に表示されます。ファイルの全内容をインポートするか、あるいは特定の変数を選択的にインポートすることができます。配列は、そのままでインポートするか、あるいはDADiSPの最適化カラム オリエンテーションを利用して変換してインポートすることができます。

MAT ファイル フォーマット

大部分のMATファイルは、「.MAT」ファイル拡張子によって識別されます。しかし、様々な異なった内部フォーマットがMATLABのバージョンに依存して存在します。DADiSP/MATファイルは、各フォーマットを直接解読するのではなく、MATLAB自身のMAT DLLライブラリーを利用して、フォーマットの詳細を分離し、かつファイルが互換性を取れなくなることを回避しています。結果として、バージョン4.0およびそれ以降のバージョンのMATファイルはすべてサポートされます。また、MATLABそのものは、データのインポートに必要ありません。

データ タイプ サポート

MATファイルの変数は、オリジナルと同じ名前およびデータ タイプのグローバル変数としてDADiSPへインポートされます。実数と複素数の配列がサポートされます。 1x1配列は、スカラーとなります。セルと構造体の変数の要素は、オリジナルのセルか構造体名で接頭辞を付けられたグローバル変数としてインポートされます。

必要条件

DADiSP/MATファイルは DADiSP 6.0 B16 あるいはそれ以降のバージョンが必要です。MATLABは必要ありません。
なお、現行版の更新に関しては、弊社にご連絡下さい。


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