DADiSP/Controls

DADiSP/Controlsの関数

DADiSP/ Controlsモジュールは、40以上の関数を持っています。以下にその要約を示します。

解析とシミュレーション

bode Bodeゲイン線図と位相線図をプロット
nyquist ナイキスト線図をプロット
fstats Bode線図から周波数応答特性を計算
dbode 離散系のBode線図を計算
dnyquist 離散系のナイキスト線図を計算
dfstats 離散系のナイキスト線図から周波数応答特性を計算
setfunit 周波数応答マクロで使われる単位を設定
pzmap 複素平面中のポールとゼロの位置をプロット
rtlocus ルート・ローカス(Root Locus)・プロット
pzgrid 一定の固有周波数と減衰比のグリッドを重ねてプロット
dpzmap 離散系のポールとゼロの位置をプロット
drtlocus 離散系のルート・ローカス(Root Locus)・プロットを計算
dpzgrid 2次離散系の一定の固有周波数と減衰比のグリッドを重ねてプロット
cimpulse 連続系のインパルス応答を計算
cstep 連続系のステップ応答を評価
cramp ランプ入力に対する連続系の応答を計算
csim 指定された入力に対する連続系の応答を計算
csiminit 指定された入力と初期条件に対する連続系の応答を計算
dimpulse 離散系のインパルス応答を計算
dstep 離散系のステップ応答を評価
dramp ランプ入力に対する離散系の応答を計算
dsim 指定された入力に対する離散系の応答を計算
dsiminit 指定された入力と初期条件に対する離散系の応答を計算
tstats 連続系又は離散系のステップ応答プロットからパフォーマンス特性を計算

モデルの変換

connect 2つのモデルを一つのモデルに結合
cloop 開ループ・モデルを閉ループの変換
cloopf 開ループかつフィードバック伝達関数から閉ループ伝達関数を生成
delay 連続系で簡単な近似の遅れをモデル化
delay2 連続系で高次の近似で遅れをモデル化
c2disc 連続系伝達関数のゼロ次ホールドを持つZ変換によって離散系伝達関数を計算
c2dbil
?
バイリニアー(bilinear)変換により連続系伝達関数の等価離散系伝達関数を計算
c2dback
?
Backward Integration法により続伝系達関数の等価離散系伝達関数を計算
c2ddelay 処理遅延を持つ連続系伝達関数でゼロ次ホールドを持つZ変換を実行
dcgain 連続系のDCゲインを計算
cresolv 連続系のResolvantマトリックスを計算
d2cont 連続モデルを生成するためにゼロ次ホールドを持つ逆Z変換を実行
d2cbil Bilinear変換の逆変換を使って離散系伝達関数を等価連続系モデルにする
d2cback Backward integration法の逆変換を使って離散系伝達関数を等価連続系モデルにする

既製の制御器の設計

pid PID制御器の設計
pi PI制御器の設計
pd PD制御器の設計
lagleadm ラグ・リード補償器の設計
dpid 離散系PID制御器の設計
dpi 離散系PI制御器の設計
dpd 離散系PD制御補償器の設計
dlagleadm 連続系等価の離散系リード・遅延器の設計
dsgn2ordm 2次連続系の設計

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